ひだまりは障がい者を対象とした就労継続支援B型の事業所です。定員20名で現在は15名の方が通所されています。
作業としては玉作湯神社の「叶い石」というお守りや清巌寺にあるおしろい地蔵様の祈祷札やひだまりオリジナルの御朱印帳、マスク、小袋、バック、そして縁起物として人気のある南天九猿、恋来いうさぎ、雨粒御伝など多岐にわたって製作販売しています。また段ボール加工、電子部品のカット、マジックペンの封入作業もしています。
ひだまりは作業に加え福利厚生にも力を入れており、一年間でカラオケやバイキング、社会見学旅行など行事やイベントがあります。同じB型の作業所では「就労事業所」という観点から、あまりこうしたイベントは少ないと思います。ただひだまりでは、地方都市で余暇活動の資源が乏しいこと、交通の便が悪いことなどあり、都心部では簡単にできることも、地方ではできないことがたくさんあります。そうした経緯から障がいのある方でもいろんな体験をして欲しい、いろんな経験を積んでほしいという狙いがあります。
ひだまりは笑いの絶えない所です。別に作業をさぼっているのではなく、純粋に明るい職場といえます。将来的には個人個人にそれぞれの目標をきちんと持っていただき、その目標に向かって進めるよう支援すること、事業所自体も地域にとって欠かすことのできないものとなれるよう、障がいについての理解を深めていただくため「ひだまり通信」を毎月発行し、年に1~2回勉強会を開催し、啓発活動をしていこうと思っています。
障がいのある方が地域で暮らすためには、顔を覚えてもらうことが不可欠です。なにか事件や事故などにあったときに、すぐに「ひだまりの人」と分かればどんなに安心感があるでしょう。そのためにも地域のお祭りやイベントにも積極的に参加できればと思います。
令和に入ってスタッフが大きく変わりました。新しい取り組みを少しずつしており、活気ある事業所を目指していきます。今後とも地域をはじめ、関係する人たちに親しまれる事業所となるよう頑張ります。
平成12年6月 | 玉湯町障がい者共同作業所として、町の土地開発公社の所有地に開所 |
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平成14年8月 | 同町、南地区に移転 |
平成16年4月 | 玉湯町障がい者共同作業所整備計画により、現在地に移転 |
平成19年1月 | 特定非営利活動法人として島根県より認証を受ける。 |
平成24年11月 | 松江市社会福祉協議会より表彰を受ける |
令和2年7月 | ホームページ開設 |
ひだまりは名湯「玉造温泉」に近いこともあり、そこに鎮座する「玉作湯神社」のお守りを製作しています。その他、観光客に人気の御朱印帳袋やポーチ、マカロンなど手芸品にも力を入れています。真心こめた製品を仕上げようと利用者、職員が一生懸命頑張っています。島根にお越しに際はぜひ「ひだまりの製品」をよろしくお願い致します。主に取り扱って頂いているお店は、出雲大社の神門通りにある「ひらの屋さん」、足立美術館にある「清松庵さん」などです。
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現時点で一般就労が難しい障がいをお持ちの方が、当事業所で作業を通してスキルアップするとともに、あいさつや気遣いなど大人としてのマナーも身につけて頂けるような支援をしています。そこからステップアップを目指す人には一般就労へのフォローアップをしていきます。
障がいについての理解を深めていただくため「ひだまり通信」を毎月発行しています。